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宇宙の犠牲者 ライカ犬

犬は人間にとって歴史上、もっとも古い友人である。そんな犬のなかでも特に、いまもなお人々の記憶に残る一頭の犬がいる。
クドリャフカと名づけられた雌のライカ犬だ。彼女はソビエト連邦の宇宙開発の一環として実験動物に選ばれ、史上はじめて地球軌道を周回した犬である。
当時ソビエトでは、20頭以上もの犬が宇宙犬として訓練されていた。この犬たちはロケットで打ち上げられ高高度からのパラシュート落下訓練や気密室に数週間も閉じ込められるという訓練を受けており、そのなかでもクドリャフカは特に優秀であった。
1957年11月3日、クドリャフカを乗せたソビエトのスプートニク2号がバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ地球軌道に到達した。
公式ではクドリャフカは打ち上げ10日後に安楽死させられたとされている。当時のテレビでも、犬は元気だと報じられていた。
しかし、実際には、クドリャフカは打ち上げ数時間後に加熱と過度のストレスによって死んでいたそうだ。脈拍は安静時の3倍にも上昇し、呼吸困難に陥り、パニック状態に陥っていたと推測される。いかに地上での訓練を積んでいたとしても、身体を固定され、無重力という未体験の場所での暗く狭い気密室はまさに恐怖の領域であったに違いない。凄まじいストレスがかかっていたはずだ。しかもこの時、断熱材の一部が損傷していたため、船内の気温は15度から41度まで急上昇していたのだ。いったい、どれほどの恐怖が彼女の身に襲いかかっていたか想像を絶する。
一説によれば、飛行開始の5~7時間後、クドリャフカの生存の気配はゼロとなったという。クドリャフカにとっては10日間も生き地獄を体験するよりもその方が幸せだったのかもしれない。
スプートニク2号はその後、地球軌道を2570回まわった後、地球に突入し焼失した。
現在、おこなわれている人間の宇宙への進出は、このような犠牲の下に成り立っているのである。
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